火災保険での台風被害補償の条件

さて、前回は台風被害に遭ったときに備えてすべきことをお伝えしましたが、今回は台風の被害に遭ってしまったら・・・・というお話です。

被害には、こんなものがあります。
●屋根瓦がずれた、飛んだ!
●防水シートがはがれてしまった。
●TVアンテナが曲がってしまった。
●軒天がめくれた。
●樋が外れた、壊れてしまった。
●カーポートの屋根が飛んだ。フレームが曲がってしまった。
●外壁に物が当たり、はがれてしまった。
●雨戸やシャッターが壊れた。
●物置が飛ばされた。
●フェンスが壊れた。

これはすべて火災保険の「風災」の対象となるものです。住宅の火災保険には敷地内のフェンスや車庫、物置などが基本としては対象物として入っています。契約にわざわざ対象から外していなければほぼ、対象になっているのではないでしょうか。もちろん、火災保険のなかでも「建物」を対象としている保険についてです。
ところが、ここで問題(気になる)は、いくらから対象で、いくら自己負担なのか?ということです。

火災保険の証券を眺めたことはありますか?契約時には説明されているとは思いますが、忘れている方がほとんどだと思います。ちょっと取り出して眺めてみてください。「住宅金融支援機構特約火災保険」という保険に入っている方は、お手元にあるのは、加入者カードのようなものかもしれません。それにプラスされて保険内容がわかるパンフレットなどがあると思います。

その中で、【風災・雹災・雪災】の欄を見てください。ここに自己負担額がある場合はその額が損害額から引かれて支払われます。

【住宅金融支援機構特約火災保険】

実は多くの方が、住宅ローンの関係で「住宅金融支援機構特約火災保険」という火災保険に入っていることが多いですね。この場合、保険証券は金融機関にあり、契約カードが手元にあると思います。

その方は・・・・補償の内容はこちらから確認してみてください。
https://www.sjnk.co.jp/info/tokuyakukasai/

というわけで、
風災の場合は20万円以上の損害の場合に補償対象」という条件の方が多いですね。この保険、ローンを完済するまでは他の保険に変えることはできませんが、逆にローンを借りている人だけが入れる保険で、他の保険に比べて保険料が安くなっているはずです。ただ、20万円以下の損害の場合には補償対象にならないので、何かあったときのために20万円は修理費用として用意しておいていただけたらと思います。逆に損害が20万円を超えたときは、保険金額を上限に損害額は補償されるので、大きな被害に遭ったときには安心できます。

それから、

●「風雨がひどくて雨漏りがしてしまった!」というのは対象になりません。

風災とはあくまで風が原因で「破損」したことが第一の原因で、その破損と雨漏りに因果関係があればそれによって生じた損害も補償されます。

やはり、日頃から点検をして、メンテナンスをこまめにすることが大切ですね。何かある前に大切な家族を守る家のお手入れを。そして、何かあったときのために保険のチェックとメンテナンスをしてくれる、かかりつけドクターのようなリフォーム会社を見つけておくこと。何事も準備が大切です。