リフォームのタイミングは定年前?定年後?

風呂もキッチンもそろそろ傷み始めたし・・・、子どもにもお金がかからなくなったし・・・・リフォームを考えている方の多くは50代。やっと自分たちのことにお金をかけられるようになった世代です。そしてなんといっても多いのは「退職を機に・・・」というパターンです。実際、リフォームされるお客さまもこの年代の方が多いですね。



さて、ではリフォームはどのタイミングでするのがよいのか?という疑問ですが・・・・

私は退職後ならなるべく早く・・・できれば実際に工事にかかるのは退職後であっても準備は退職前から始めるのが良いのではないかと思っています。

定年してせっかく自由な時間が増えるのだから、まずはゆっくり過ごして・・・それからなんて考えていると、意外に思うようにできないかもしれません。なぜなら、リフォームは体力勝負?!的な要素があります。

その最たるものは「片付け」です。工事の前後で2回あります。長年住んでいた家にはいろいろなものが蓄積されています。お客さまのなかには「4トントラックで2回、資源化センターに持って行ったよ。」という例もあります。室内の荷物を運ぶのはリフォーム会社のスタッフがお手伝いしてくれる場合もありますが、その前の整理は住んでいる人にしか出来ませんので、その労力は大変なものです。

そして、もうひとつ気力が必要になってくるのが「打ち合わせ」。予算に合わせ、要望をかなえるためには何度も打ち合わせを重ねることが必要です。ここを省略してしまうとあとあと思うところが出てきてしまう結果になりかねません。そして、歳を重ねていくと今までと同じ・・・というわけにはいかないものです。意外に早く階段の上り下りがつらくなってくるかもしれません。1階だけで暮らせるようにするということも視野に入れましょう。また、高齢になり介護状態になってからのリフォームでは、新しい環境になかなかな適応できず、便利になったはずなのに、かえって不便に使ってしまう・・・ということも起きたりします。定年時点でのリフォームでは、高齢になっても使いやすいようにできるだけ考えておいた方がよいかもしれませんね。

そして、使うのは老後の資金でもある退職金がメイン。となると、本当に必要なことはなんなのかを真剣に考える必要があります。リフォーム会社としては、追加工事をいただけるのはありがたいことですが、「ウチにいるときがもっと楽しくなる家づくりをしよう」と掲げている私ですからリフォームした家でいつまでも楽しく暮らしてほしいので、きちんと予算立てもしてリフォームに望んでいただきたいと思います。こちらは脳に汗する課題ですね。

 

こうしてみると体力も気力もリフォームには必要だということがなんとなくご理解いただけたのではないでしょうか。
実際、お客さまの中にも、定年後にと考えていたのを繰り上げてリフォームし、「思っている以上にいろいろやることがあったね。ちょっと早いかなと思ったけれど、元気な今のうちにやれて良かった。家の中もすっきりと片付いたし、定年したらゆっくりできそうだよ。」という方もありました。

 

定年はいいタイミング。人生100年時代、60歳ではまだ半分近く寿命は残っています。

いい機会だと思いますので、リフォームについてぜひ夫婦で話しあっておいてほしいですね。リフォームという共通の目的を持つことで連帯感も深まるし、コミュニケーションも改善される。意外にしない家計の話も腹を割ってすることもできますし、介護になったとき・・・なんて話も出るでしょう。夫婦ふたりを意識する良い時間になるはずです。たくさん話をして、いくつになっても夫婦ふたりを楽しみ、家を楽しむ暮らしができるようなリフォームをぜひ成功させてください。

かくいう私も還暦。遊びに来る孫たちの成長を楽しみながら、夫婦を楽しむ毎日の暮らしをしていきたいと思っています。

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