リフォームとメンテナンスはセットで

暮らし方が変わったので間取りを変えたい、設備が古くなったので変更したい、メンテナンスのため、元の間取りが使いにくいので変えたい・・・・などがリフォームの理由の多くです。ただ、思いついた順番でリフォームをしていくと、余分な費用がかかってしまったり、仕上がりが満足できないものになったりすることもあります。逆に順番を考えてリフォームをすれば、余分な費用をかけずに効率よく快適な暮らしが手に入ります。今回は、リフォームとメンテナンスを合わせて考え、効率よくリフォームするポイントをお伝えします。

真っ先にお伝えしたいのは「外壁塗装」

外壁塗装には「しっくい」や「雨樋」の塗装や補修をセットにするのがおすすめです。
なぜなら外壁塗装には「足場」 がつきものです。普通の一軒家では足場だけで大体20万円以上になります。工事を行うためだけに20万ですから、足場があるうちにできることはすべて行いたいものです。雨樋の耐用年数は15年~約20年、しっくいは耐用年数としては100年以上と言われますが、これは約10年ごとにメンテナンスをしてはじめて実現します。外壁塗装のタイミングも大体10年に一度なので、足場があるときにまとめて行えば、外回りのメンテナンスもできて一石二鳥です。

また、雨樋や屋根瓦については、火災保険の「風災補償」を使える場合があります。これは、雨や風、雪などで屋根瓦が破損してしまったり、雨樋が変形や破損してしまったりした場合に、損害を補償してくれるものです。お願いするときに一度リフォーム業者さんに確認してみることをおすすめします。

 

外壁が先か?内部のリフォームが先か?

外壁が先か?内部のリフォームが先か?・・・どちらでもいいんじゃないの?と思った方も多いかもしれません。しかし、これが意外に仕上がりに差がつくことになったりします。窓の位置を変えたい・・・・キッチンや水廻り設備の位置を移動するなど・・になると内部のリフォームでも外壁の補修が必要になったり、部分的な塗装が必要になったりします。結果は・・・外壁がつぎはぎ・・・・に見える結果になることも。ちょっと先のことまで考えて、順番も考えましょう。

「水廻り」は見えないところに気をつけて

水廻り(キッチン、洗面、浴室、トイレ)などのリフォーム時には、「配管」も考慮しましょ。キッチンを取り替えたい、お風呂が寒い、トイレを変えたいという場合には、リフォーム業者に配管も確認してもらいましょう。20年以上の古い配管では、錆や腐食が起こりやすい鋼管が使われていることがほとんどで、内部やジョイントのさび、腐食などがある場合があり、放っておくと漏水の原因になってしまいます。いずれにせよ、耐用年数は20年程度ですので、水廻りの設備のリフォーム時には配管に配慮が必要です。

心地よさは「温度」と「湿度」がつくる

間取り変更や、畳の部屋を洋室になどのリフォームの時には「断熱」と「防湿」を

間取りを大きく変えたり、和室を洋室にする場合には床をめくることになります。このときについでに施工しておきたいのが「断熱」と「防湿」です。快適さに大きな違いが出ますし、リフォームしたい方のほとんどが“暖かく明るく快適な空間”にしたいという要望を出されますので、リフォーム業者が提案してくれるとは思いますが、提案された工事の中にこうした対策が入っているかどうかの確認をしましょう。特に台所の下は湿気やすいですし、年数の経った住宅では床下が土という場合も多く非常に湿気やすい状態になっています。湿気は、住宅の構造部分を劣化させる原因にもなりますし、カビやシロアリでダメージを受けてしまう場合もあるので要注意です。せっかくのリフォームですので、「防湿」と「断熱」で家そのものにも住む人にも快適になるリフォームをしましょう。

 

優先順位は今やったほうがいいこと、やるべきこと。そしてセットにしたいのは10年後ぐらいまでにはしなくてはいけないメンテナンスとなります。そして内部の改装が、外部に影響の出る場合もありますのでリフォームの順番も考慮したいということがわかっていただけましたか。リフォームのご相談では「家族みんなで使う部分にお金をかけたい」「使えていないLDKをなんとかしたい」「家族が自然に集う場所がほしい」という方が多いですね。家は家族が安心していられる家族の居場所。まずはそれを一番に・・・その家族の居場所である「家」そのものを健全に保つことも考えながらリフォームは考えたいですね。

 

今日の一言:リフォームとメンテナンスはセットで

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